今日の自分への処方箋
「私は悔しいんだよ」
「うん、悔しいよね」
「そんな時もあるよね」
心の中で呟きながら、歩いたのは、我が街の好きな風景の中。
本当は、思いっきり叫びたかった。
鳥が思いのままに鳴きながら、青空へ飛んでいくのがうらやましかった。
「泣きたいよね」
「泣いてもいいんだよ」
「でも、私は泣かない方を選ぶ」
光を浴びてキラキラひかる穏やか流れも、ひとたび豪雨に見舞われれば、人の命も脅かす。
私は誰かの脅威になりたくないし、
誰かを責めたいわけじゃない。
ただ、流れていく川の流れに耳を傾け、心静かに歩み続けたいだけ。
淡々と、粛々と。
後ろを振り返れば、私の歩んだ道がある。
ここまで、来てる。ただそれだけ。
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