父の遺言①

父が亡くなり、2ヶ月がたった。
胸が締め付けられるように思い出すことはなくなり、ただ寂しさだけが時々ふと訪れるようになった。

父が残した遺言は2つある。
はっきり私に向かって言い、ノートにも
書き記していたこと。それは

「他人には優しくした方がいい」

だった。


生前、父は全く他人に優しくない人だった。
車を運転しては、文句を言い、買い物しては
文句を言い、入院しても看護士さんに文句を言った。

本人はわかっていても、最後まで変えられなかった。

「他人には優しくした方がいい」
言ったくせに…と思ったけど、今ならわかる。毎日、少しずつ変わりたいと願っていたことを。

意識がはっきりしていた時は私が帰る時に必ず言ってくれた言葉があったから。

「ありがとう」

より良く生きたい私とあなたの  アドラーの「あ」

「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである」 アルフレッド・アドラー 何のために生きているか? 時に人は迷うものです。 それも、シンプルに考えれば 目的は「幸せに生きること」 幸せな人生のためにアドラー心理学を "あいうえお"「あ」の字から知り、 アドラー心理学実践していくと決める。 そんな想いを込めた アドラーの「あ」です。

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