相手の目で見て、相手の耳できいて、相手の心で感じる

さて、今日は問題形式でいきましょう。

写真の男の子は何をみてるでしょうか?
雨の降る窓の外、普通なら
「雨を見ている」
と答えるかもしれませんね。でも木の枝から流れる雨だれかもしれないし、外に人がいるかもしれない。

では、男の子の耳には何が聞こえているのでしょうか?雨の音?部屋に流れる音楽かもしれない。

心はどうでしょう?

雨がずいぶん降ってるなあ
早く外で遊びたいなあ
お兄ちゃん、まだ帰ってこないなあ

どれも、この写真一枚では想像するしかないことであり、真実はわかりません。

では、この子があなたの子で、宿題をまだ終えてないとしたら、何と声をかけるのですか?

「ボーっとしてないで、早く宿題やっちゃいなさいよ!」

と、怒鳴るのですか?
彼の頭の中にも「あー、そろそろ宿題やろうかな…」があるかもしれません。今日友達とケンカしちゃって、それどころではないかもしれません。

一枚の写真から想像したように、
子どもの目でみて
子どもの耳できいて
子どもの心で感じて
みてほしいのです。

わからないならきいてみる
「何見てるの?何がみえるの?」
「元気なさそうだけど、何かあった?」
子どもが、今、何に関心を寄せているのか?
見えてくると、ああ、そうだったんだ。
と、共感することができるんです。

あなたの目に映る子どもの行動は、あなただけの視点でしかないんですよ。それって全部正解なんですか?



より良く生きたい私とあなたの  アドラーの「あ」

「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである」 アルフレッド・アドラー 何のために生きているか? 時に人は迷うものです。 それも、シンプルに考えれば 目的は「幸せに生きること」 幸せな人生のためにアドラー心理学を "あいうえお"「あ」の字から知り、 アドラー心理学実践していくと決める。 そんな想いを込めた アドラーの「あ」です。

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